赤ちゃんが気持ちよくすごせるように、
なるべくおまるやトイレなど、おむつのそとで
おしっこやうんちをさせるやり方です。
必要に応じておむつも使いながら実践します。
赤ちゃんの自然な排泄の欲求にこたえるので
赤ちゃんは快適でママも楽しくなります。
布おむつも紙おむつもなかった昔から、そして現在でも
地球上の半数ほどの人々が、普通にやっている
「人間の赤ちゃんにとって自然な排泄のお世話」です。
排泄を通して、赤ちゃんともっと仲良くなろう!
赤ちゃんはおむつの中でおしっこやうんちをするものと思い込んでいませんか?
赤ちゃんだって、「おなかが空いた」「眠い」がわかるように、「排泄したい」欲求もちゃんと感じています。大人が手伝ってあげれば、おまるやトイレですることができるのです。
現在、この育て方は、「おむつなし育児」と呼ばれています。
おむつなし育児といっても、おむつを使わないわけではありません。
布おむつや紙おむつも上手く利用しながら、
なるべく おむつの外で、気持ちよく排泄させるやり方です。
たいせつなのは、おむつをするかしないかではなく、
「赤ちゃんの気持ちによりそい、欲求に応えてあげること」なのです。
おむつなし育児を始めるタイミング
おむつなし育児は、生後すぐからでも始められます。
ただ、産後すぐのママがするのはやめておきましょう。
ママはとにかく休んで、体調が落ち着いてからスタートしてくださいね。
- 生後すぐから
⇒パパ、おばあちゃんなどがさせてくれるならできますが、ママはとにかく休みましょう!
まだ始めなくて大丈夫です。 - 生後1~6ヵ月ごろ
⇒ママがしっかり休んで元気になったらなるべく早いこの時期にはじめるのが一番スムーズにいきます。 - 生後6ヵ月~
⇒思い立ったときがはじめどき。いつからでも始められます。
卒乳のタイミングでお話会に参加してくださる方も多くいらっしゃいます。
おむつなし育児に必要なグッズ
画像はアドバイザーが実際に使用していたグッズです。
必ずこれが必要、というよりも、それぞれの方のやり方に応じてグッズを用意するのがおすすめです。
まずは今持っているもので、試してみるのもいいですね!
【赤ちゃんの枕元に準備しておくといいもの】
①おまる(orおまるの代わりになるもの)
②おしりふき
③替えのおむつ、着替え
④汚れもの入れ(トレーなど)
おむつなし育児のはじめかた
グッズの用意ができたら、実際にやってみましょう!
慣れてくるとなんとなく「今かな?」というのが分かってきますが、まずは出やすいタイミングで試してみましょう。
どれくらいの感覚でおむつが濡れているかを、前もってみておくのもいいですね!
●おすすめのタイミング
寝起きや授乳のタイミングなど、安心してほっと一息つけるとき。
●赤ちゃんからのサイン
モゾモゾ動いたり、しゃっくりをしたり・・
実は赤ちゃんからも、排泄のサインを出してくれているのです。
大声をだす子、真顔になる子など、人それぞれ。
お子さんのサインを見つけてみてくださいね!
●やってみよう!
今かな、と思ったら、おむつをはずしておまるにささげてみましょう。
少し様子を見て、出ていたら排泄物を拭いてあげます。
出なくても赤ちゃんがご機嫌そうなら、そのままもう少し様子をみてみてください。
※注意点※
赤ちゃんがしっかりと1人座りできるまでは、大人がしっかりと身体を支えてあげましょう。
動画も参考にしてくださいね!!
・動画でわかる!おまるの使い方(生後すぐから6ヶ月頃まで)
https://youtu.be/iQHpBT6U5xE
詳しく知りたい、体験したい方へ
おむつなし育児研究所京都サロンでは、助産院などでおむつなし育児のお話会【おむつなしサロン】を開催しています。
おむつなし育児を実践したアドバイザーが自分の経験をお伝えするだけでなく、
・布おむつの試着&体験
・おまる体験
・おむつなし育児グッズの体験(おむつバンドやおまるカバーなど)
などの体験もしていただけます。
近い月齢のお子さんを持つママやパパと出会えるのも、いいところ!
排泄のことに限らず、子育てについての情報交換もできる場です。
【定期開催】
あゆみ助産院(伏見区)毎月第2木曜日 10:00~12:00
まこと助産院(山科区)毎月第1水曜日 10:30~12:00(1月のみ第2水曜日)
参加費:1500円
お申し込みは、
イベント申込ページ
または、InstagramのDMにてご連絡ください。